誤送信・情報漏えい対策 | matriXDLP
メール出口対策の基礎固め
送信メールをセキュアにコントロール
製品概要
誤送信・情報漏えい対策
マトリックスDLP
セキュリティー課題として重要度が増している情報漏えい対策の中でも、送信メールのチェックは特に対策が求められています。
情報漏えいの中で最も対策が難しいとされるのが誤送信です。人間のミスを機械的に判断することは困難なことからチェック体制も人間に頼らざるを得ません。
マトリックスDLPは柔軟なポリシー制御や、組織情報と連携した承認設定、先進的な個人情報フィルターによって、緻密なチェックと運用・管理負荷の低減を実現しています。
誤送信対策機能一覧
個人情報フィルター
マイナンバー、クレジットカード番号、メールアドレス、電話番号、住所、名字などを検知・スコアリングし、 閾値を超過したメールを記録または承認に回します。 検知ルールの拡張設定が可能で、組織のセキュリティーポリシーに合わせたスコアリングルールを設定可能。 メール本文と添付ファイルの両方を検査可能です。
承認機能
メール送信時に他者、または自身による承認の実行が可能。
「送信者が特定のグループに所属し、添付ファイルがExcelファイルで他ドメインに送付するときに承認が必須」など詳細な条件を設定することで、
承認が必要なメールを厳選。承認を実行するユーザー、承認されるユーザーの両方に通知メールを送付できます。
ユーザーの運用負荷を最適化します。
一時保留
最大60分間メール送信を保留し、その間送信の取り消しが可能。設定時間超過で自動送信します。
CC,BCC自動追加
上司や管理アカウント、システムアカウントなどを自動でCCまたはBCCに追加します。
Micorsoft Entra IDとの組織情報連携
承認者設定を簡易化
承認者の設定をEntra IDの属性で設定可能。人事異動や組織体制変更時の設定変更を省略できます。
imatrix Security Platform その他オプション機能詳細
必要な対策を必要な分だけ
アイマトリックスのセキュリティー製品は各機能がプラグイン化され、必要な対策を必要に応じて追加・選択可能な形態になっています。 まずは情報漏洩対策だけ強化したい、送受信で脱PPAPを実現したい、スパム対策から誤送信対策まで全てひとまとめにしたい、などご要望に合わせてお選びいただけます。
msec™アンチスパム
msec™クラウドでは、AI/ディープラーニング技術(自社開発)を駆使したアンチスパムエンジンを採用。シグニチャに依存せずにスパムメールを検出する手法で、既存・新種を問わずに優れた検知率を達成します。更に、IPレピュテーション・ドメインレピュテーションや送信者ドメイン制限など様々な機能と組み合わせ、スパムメールをブロック。純国産ならではの日本語環境への強さで業界最高峰のアンチスパム対策を提供します。
送信時にスパムメールかどうかを検査することで、スパムの踏み台化・サプライチェーン攻撃を防止できます。
msec™AIアンチマルウェア
独自開発のAIアンチマルウェアは、脅威対策を更なるステージへ導きます。ニューラルネットワーク構造を有するディープラーニング技術を活用し、世界中のあらゆるウィルスを常時収集し、分析・学習。従来のアンチウィルス製品では検知できなかった標的型攻撃、ランサムウェアをはじめとする未知の脅威にも対応します。
送信時に添付ファイルがマルウェアかどうかを検査することで、スパムの踏み台化・サプライチェーン攻撃を防止できます。
安心のWebセキュリティー
日本語サイトに強い高精度URLフィルターは、不正サイトへのアクセスや書き込みを防止し、情報漏洩・ウィルス感染防止や私的利用防止による業務効率向上を実現します。加えて、C&Cサイトへのアクセス禁止(出口対策)や不正プログラムダウンロードもブロック(ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃対策)できるため、万が一、PCが感染しても安心です。
セキュアファイル転送
危険な暗号化ZIPファイル送付から脱却しましょう。いつも通りメールにファイルを添付して送信するだけで、添付ファイルを自動分離し安全な経路で送付可能です。
・パスワードの共有を行わない
・メールとファイルが紐づいた状態で補完可能
・自動的な処理でシステムを意識せず利用
・ファイル送付方法の自動振り分け設定が可能
・外部ストレージの利用・管理の手間やコストを大幅削減
・暗号化通信経路でファイルを安全に送付
・固定URLなので相手からブロックされにくい
メール無害化
見積書や納品請求書に見せかけた悪意のあるマクロ付きファイル(EMOTET,IcedIDなど)への対策として、無害化機能が有効です。送信元を成りすまして送付されても、対象となるファイルを安全な形で受信出来るだけでなく、ポリシーにより無害化する対象を絞り込む、無害化するファイルとその処理を分けたい等、細かい運用設定も可能です。
・マクロ除去
・添付ファイル削除
・画像化
・テキスト化
・URLのリンク無効
無害化、画像化、テキスト化での受信は、「簡易アーカイブ」機能を活用する事で原本を保存し、必要に応じてダウンロードすることも可能です。